
2020年10月9日に配信が開始されたゲームアプリ、ファイナルギア-重装戦姫-。
ロボ物×美少女ゲームアプリなわけですが、面白い所つまらない所はどこにあるのか?プレイ評価レビュー。

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ファイナルギアはBilibiliが配信するメカアクションRPGゲームアプリです。
2110年に起きたメテオインパクトにより、人類は絶滅の危機に瀕した。
残りの人類が大陸で文明の復興をし始め、「ケゲア」というグループが機動装甲武装「ファイナルギア」を開発する。
その後、ファイナルギアは各地域に広がり、ケゲア、アイレタ、ハイクシアーの三つの勢力が形成された。
この終末世界を舞台に抗争を繰り広げられることになります。
横シューティング

ファイナルギアのバトルは横に長いシューティング風なバトルになっています。
プレイヤーは編成した四つのファイナルギアを操作して、敵を攻撃していきます。
操作もシンプルで左で移動、右で武器の攻撃ボタンとなります。
操作するキャラクターも変更可能。
武器は銃器から格闘まで様々。銃器になるとリロードを任意で行う事ができたり、長押しで溜め技等も。
手動操作を行うメリットもあって、敵によっては範囲攻撃やレール攻撃を行なってきます。
これを回避したり、相手が近距離なら距離をとって一方的に攻撃したりできます。
どちらかといえばスピード感あるメカではなく、メカの重厚感があるバトル。
機体を自由にカスタマイズ

ファイナルギアではメカをコックピット、アーム、脚、背中の四つのパーツに分類し、それを自由に取り付けてカスタマイズする事ができます。
パーツも軽装から重装、スピード系やパワー系といった系統があり、どういった編成でメカを作り上げるのか?ロボカスタマイズが好きな人には嬉しいポイント。


メカのカスタマイズがやはり面白いところにあがります。
強襲や防壁、狙撃と様々なタイプが存在し、各部分もタイプが用意されていて、自由度の高いカスタマイズが可能となっています。
カスタムロボ等の自由に組み立てるゲームが好きな人ならハマる事間違いなし。

パーツにもレア度が存在し、キャラクター専用機体も用意されています。
専用と言っても他のキャラクターが搭乗する事ができる為、制限はないものの、専用キャラクターが搭乗すると画像の様に本来の姿で戦闘をさせる事ができる様になります。
自由にカスタマイズするもよし、一式を手に入れて本来の姿を楽しむもよし。
戦略的なバトルシステム

横スクロールシューティングで展開されるバトルシステムも面白いところ。
先ほど挙げた通り、敵によっては範囲攻撃やレーン攻撃を仕掛けてくる場合があります。
手動で操作をすれば攻撃を回避したり、距離を保って攻撃したりする事ができます。
また左の三つの欄は陣営を切り替える項目で、陣営を保って戦ったり、自由行動や回避優先といった事ができます。
オートバトルも搭載されているので、面倒な周回などにも便利です。

そしてバトルは各キャラクターにスキルが用意されていて、キャラや専用機体に乗ったキャラによってはアニメーションカットが入るのも良いところ。
メカ系のゲームは地味になりがちですが、スキルで盛り上げてくれます。

そしてバトルシステムはシューティングパート以外にシミュレーションパートもあり、護衛や拠点奪還、防衛、ターゲットの討伐等々、様々な目的に沿って作戦を成功させる事となります。
敵を避けてターゲットを倒すのも良いですし、全滅させるのもよし。
このシミュレーションパートでは仕掛けによって他の部隊を仕掛けにいれて扉を開けたりする事もあります。
部隊の編成にも力が入ります。
装備を開発

ファイナルギアでは、装備はバトルで手に入れるか開発をして手に入れる方法があります。
そして開発でいらないパーツを分解し新しいパーツを手に入れる事ができます。

開発ではレア度が違う装備が排出される為、SRを手に入れるなら開発をしまくるのが良いでしょう。
ガチャではなく開発でレアな装備を手に入れられるのが良いですね。
総勢100人以上のキャラクター達

ファイナルギアでは総勢100人以上のキャラクターを収録。
キャラクターには豪華声優陣が声を担当していて、深くゲームを楽しむ事ができます。
Live2Dでヌルヌル動くキャラクター達にも注目。
引き直しガチャが収録

ファイナルギアでは、序盤に何回でも引き直しができるガチャが収録されています。
これによりSR2枚、SSR1枚を確実に手に入れた状態でゲームをスタートする事ができます。
リセマラが面倒な人でも引き直しで当たりSSRを手に入れられます。


惜しいところにバトルのテンポが悪い事が挙げられます。
オートバトル機能はあるものの、倍速機能がない為通常の速度で戦闘をする事となります。
特に硬い敵が現れ出すと非常にテンポが悪く、周回するのが難しい。

しかしシミュレーションパートにはなぜか四倍速まで速度を上げられる様になっていて、戦略性とは裏腹にサクサクと進ませる事ができます。
4倍速にすると護衛等でミスることもあったりと、早いけど不便な面も。
ストーリーにボイスがない

ファイナルギアにはキャラクターストーリーが用意されていて、アニメーションを楽しみながら進められるわけですが、ボイスがなくどこか殺風景に進んでいきます。
キャラクターにボイスが用意されているのでストーリーでもボイスがあればよかったのに、惜しいところです。
メカのカスタマイズやシューティング風のバトルに、シミュレーションパートでいらないキャラクターやロボが出ない様に工夫されていたりとゲーム自体は好感触で面白い。
その面白さからテンポが悪かったりと手軽なスマホアプリでは痛手な部分もちらほら。
最近のメカロボ物として自由なカスタマイズがあるのは魅力的なので、興味があるなら一度プレイしてみてください。
