
iOS,android向けに2020年6月11日に配信開始したゲームアプリ、マジカミ。
何やら総制作費12億もかかっているゲームらしく、期待と裏腹にどんなゲームなのか?気になりますよね。
今回はマジカミについてプレイレビュー、つまらない所面白い所はどこにあるのでしょうか。

マジカミはStudio MGCMが開発、運営するアーバンポップ魔法少女RPGです。
別名マジヤバイカミRPGだそうです。
プレイヤーはカミサマンという少女と遭遇し、カミカクシ事件は悪魔の原因だったことを知り、事件解決の為魔法少女と活動することとなります。
12人の魔法少女が出現し、ドレスを着せ替えすることができるゲームアプリとなります。
ポップなビジュアルバトル

マジカミの戦闘パートは、ポップなビジュアルと曲が流れながら戦うターンゲージ制バトル。
スピードの速い順にターンが周り、キャラクターのスキルを使用して戦うこととなります。
ポップな見た目から他のゲームアプリに比べて派手目です。
また、オートバトル、3倍速まで対応しています。

ポップなビジュアルながら美麗なグラフィックで彩られてるバトル。
倍速にすればサクサク進められるのも、周回クエストが楽になるでしょう。


マジカミの面白いところに豊富なストーリーがあることです。
ストーリーはフルボイスで進行され、綺麗な3Dキャラクターがヌルヌルと動くのを見ることができます。
ソシャゲーはストーリーが省かれがちですが、マジカミはどちらかというとストーリーがメインとも言えます。

メインストーリーから各キャラクターのストーリー、その他沢山のストーリーが収録されていて、ストーリーを楽しみたい人はとっつきやすい作りになっています。
ポップで魅力的なキャラクター
魅力的な12人の魔法少女も面白いところ。
レア度やキャラクターによってドレスが違い、可愛らしいものからスタイリッシュ、ややエロまで様々。
推しのキャラクターを見つけられれば、マジカミを楽しめること間違いなし。
キャラクターによって支援キャラやタンク、攻撃キャラと役割がつけられているのもバトルのキモとなります。
ポップでノリノリなバトル

ポップなビジュアルとノリノリな曲が流れながら戦うバトルも他にはない面白さだと言えます。
バトル自体はオーソドックスなターンゲージ制バトルですが、見た目のインパクトは強くみているだけでも魅了されます。
オートバトル、3倍速もある為、楽しみたい時はじっくりと、周回は面倒だからサクサクと切り替えられるのもいいですね。
攻撃自体は地味なものが多いですが、ポップなビジュアルは他のゲームでは味わえないでしょう。


惜しいところにストーリーごとに毎回ダウンロードが発生することです。
毎回ボイスの有無の確認とストーリーの容量が表示される為、テンポが悪い。
ストーリーに興味がない人にとってはボイスなし→スキップでストーリーを飛ばすので非常に無駄が多くなります。

ストーリーを一括ダウンロードできるのでは?と思いきや、そういった項目がなくダウンロードできません。
つまり毎回確認が出る為、容量が気になる人やストーリーに興味がない人はつまらないと感じるかもしれません。
バトルのキャラクター

バトル中もフルボイスでキャラクターが喋るのですが、キャラクター自体口が動いたりしない為少し不気味に感じられます。
12億円もかかっているが細かい部分に粗が目立つ感じです。
ポップで慣れない内はごちゃごちゃと感じる事も

UI周りもポップに彩られているからか、慣れない内はごちゃごちゃ感があります。
色目が派手なので特に小さいアイコンマークは気づきにくい。
実際右下のアイコンに気づくまで「どこにプレゼントとかあるの?」状態がありました。
また、他のメニューに入る毎にロードが入ったりと少しテンポが悪く感じられます。
エロゲー版がある
マジカミは元々2019年にPCブラウザ版を配信し、今回アプリ版も配信しているわけですが、実はマジカミDXというR18版が存在します。
その理由からマジカミ→元々エロゲーのお下がりという印象が強い。
エロ要素に期待していない人にとっては残念なポイントと言えます。
他のゲームアプリにはかぶらないアーバンポップな魔法少女RPG、マジカミ。
ストーリーは豊富ですし、ポップビジュアルなバトルシーンは他のゲームでは中々味わえないでしょう。
その分惜しい所も多いかなというのがプレイした感想です。
ゲーム自体はよくできているので、似たようなゲームに飽きた、他のゲームとかぶらない、斬新なゲームがしたい人は一度プレイしてみてはどうでしょうか。
