
2020年4月23日に配信開始されたMMORPG TRAHA(トラハ)。
初日にサーバーが増設されてしまう等期待の大作である今作、TRAHAはつまらないのか?面白いのかについて評価レビュー。

ちなみに配信初日に無課金で防御ランキングを3位、陣営ランキング25位まで上げたやり込みレビューです。
TRAHA(トラハ)ってどんなゲーム?

TRAHAはネクソンが販売するMMORPG。
ヴァルカン、ナイアドと呼ばれる2つの陣営を舞台に、プレイヤーはエルフの力を受け継いだ種族「TRAHA」となって冒険の旅に出ることとなります。
2つの陣営があることからPVP機能はもちろんの事、同陣営との会話や交流が楽しめます。
世界を舞台にメガオープンフィールドを駆け巡る

TRAHAの舞台はメガオープンフィールド。
高グラフィックに彩られた世界は移動するだけでも様々な表情を見る事ができます。
時には景色を楽しんだり、行けるところまで進んだり......どこにいくにもあなた次第。

TRAHA(トラハ)の面白い所

トラハの面白いところは、なんと言っても魅力的なメガオープンフィールドでしょう。
通常スマホのMMORPGだとオープンフィールドは少なく、他の場所に移動する際にロード時間がかかったり、一瞬ブラックアウトしたりと箱間の移動を感じる事がありました。
しかし、トラハの場合、全てのフィールドが繋がっていてロードがなく、本当に冒険しているような気分を味わう事ができます。
コンシューマゲームの例としてはGTAやオブリビオン等のオープンワールドを想像してみるとわかりやすい。
ロードがないためストレスも少ない。
オートだけではない操作性
スマホMMORPGにありがちなのがオート機能。
オートが強すぎてほぼほぼ眺めているだけ、なんてゲームは数多く存在し、TRAHAもまたオート機能があります。
オートゲー批判は多く、スマホだからしょうがない意見もありますよね。
そう聞いてくると「なぁんだ、オートゲーか」と思われますが、TRAHAではオートだけでない操作性を求められる場面があります。
それがスキルです。
スキルには
- タイミングスキル
- チャージスキル
- ホールドスキル
- アクティブスキル
の四種類が用意されています。

名前の通り、スキルの種類によってはオートでは性能を発揮できず、手動操作でボーナスを手に入れられるスキルがあるのです。
画像はタイミングスキル、ゲージが表示されタイミングよくタップすると性能を発揮して大ダメージを与える事ができます。
長押しやチャージ、タイミングといった手動操作が必要となるスキルの存在が、TRAHAをより楽しませてくれます。
眺めているだけでなくちゃんとゲームに参加できるのが面白いところ。手動操作が面倒な人にもアクティブスキルのみで構成ができるため、オート、手動操作両方楽しめます。
キャラカスタマイズ
TRAHA(トラハ)では特性と呼ばれる項目の中からポイントを消費して自分の好きな項目を取得してキャラクターを強くしていくシステムです。
この項目の自由度が高く、一度消費しても課金する事なくリセットを繰り返す事ができ、自攻撃型や防御型、バランスと必要に応じて自由にカスタマイズする事ができます。
MMORPGと言えば一度パラ振りをするとリセットするのに課金アイテムが必要になったりしますが、TRAHAではない事から試しやすいのがいいですね。

また、精霊カードと呼ばれるカードを組み合わせる事で能力を上げて自分だけのキャラカスタマイズを行う事ができます。
精霊カードと特性が主な成長要素で、どれも無課金でリセットできるのが無課金に優しく楽しめるところでしょう。
自由なTRAHAライフ
スキルによる手動操作のバトルとオープンフィールドが楽しいTRAHAですが、バトルだけではありません。
時には釣りをしたり、菜園を行ったり、採掘や考古学とバトル以外に日常的にTRAHAライフを楽しむ事ができます。
MMORPGといえばバトルのみってのが多く、ガチ勢に勝てない、無課金は勝てない問題が不評になりがちですが、TRAHAではバトル以外でも楽しむ事が可能。
釣りや菜園、採掘で手に入れたアイテムは製作にてアイテムをクラフトする事が可能。
このクラフト部分がTRAHAでは非常に大きく、無課金でも乗り物の餌をクラフトしたりできます。
バトルに疲れてものんびりとTRAHAライフが楽しめるのが面白い所と言えます。
課金する部分が少ないor割と無課金に優しい

スマホMMORPGと言えば
課金課金課金課金.....課金で強くなれる、優位に立つ流れが多いですよね。
TRAHAでも確かに課金をすれば精霊カードを他の人より多く引けたりできます。
しかし、課金要素と言えばメインになるのが精霊ガチャくらいで、毎日プレイしたりダンジョンにチャレンジしても全然カードが引けてしまいます。
課金する必要がないのでは?と思うほど無課金に優しい設計になっているのがいいですね。
また、画像の召喚獣/ペット召喚の場合ゲーム内マネー20万で10連ガチャを引く事ができます。

これはクラフトしたアイテムを売り続ければ、簡単に20万貯める事ができます。
課金しなくてもガチャが引けるのも面白い所でしょう。
精霊カード=ダンジョンなどを攻略、召喚獣/ペット=20万ためてガチャ、ダンジョンと無課金でも全然楽しめます。
PvPなどを楽しむ場合は.....ですが。
みんなで楽しむマルチな部分
MMORPGでもオート機能が活躍しすぎるとソロプレイヤーになりがちです。
バトルはソロ以外にもフィールドボスからダンジョンボス、パーティで楽しめるボスに攻撃隊ボスまで様々。
友達を誘って楽しむこともできますし、TRAHA仲間やギルドと共に強力なボスにチャレンジできます。

フィールドボスはまさにお祭り騒ぎ。
時間を合わせて不特定多数のプレイヤーと共闘してフィールドボスと戦うのはテンションが上がるものです。
こういったわちゃわちゃ感もTRAHAでは味わえます。

TRAHA(トラハ)の惜しい所

トラハの惜しいところは、その高グラフィックを堪能する為に低スペック機種だと設定で最高が出ない事が挙げられます。
普通、高いでもプレイに支障はないものの、黒い砂漠モバイルのようにチカチカしたグラフィックになります。
また再生速度(FPS値)も最高に出ない端末もあり、出ない場合は30FPSくらいしか出ないので目が疲れてしまうことも。
これが動きがもっさり、重いと感じる部分とも言えます。
景色が綺麗がゲームだけに、高グラフィックを実現できない端末はTRAHAの世界観を堪能できないかと。
筆者はiPhone8Plusで全て最高に選択可能でした。
レベル30でスタートライン
パーティダンジョンやフィールドボス(30以下でも利用可能)が選択できるようになるのはレベル30からとなっていて、30以下ができることは
- ストーリー
- デイリーミッション
- サイドミッション
- ソロダンジョン
- クラフト
とソロ向きな環境です。
30になれば他のプレイヤーと楽しめるコンテンツは増えますが、レベル20を境にレベリングが長くなります。
MMORPGなのでそこは仕方ないところですが、MMORPGらしい協力プレイ感があるコンテンツがロックされている事から初めから友達とワイワイしたい人にとっては"つまらない"と感じるかもしれません。
まとめ
いいところ
- メガオープンフィールド
- バトル以外のクラフト要素
- 手動操作でも楽しめる
- 無課金に割と優しい
惜しいところ
- 低スペック機種は楽しみ半減
- ソロ向きなモードが多い
どのMMORPGでもそうですがPvP関連は課金勢が強いかなと。
ゲーム自体はなかなか楽しめる作品です。
無課金でもクラフト極めたり、ボスのタンク役とか違う分野で輝ける部分があります。
